2017年09月22日号 イベント・観光 小田原市

<小田原映画祭>国府津に住んだ日本アニメの先駆者 大藤信郎 - 9月23日にコロナで作品上映

現在開催中の「第11回小田原映画祭シネマトピア2017」では、「日本のアニメ100年記念」として、小田原ゆかりのアニメーション作家、大藤信郎(おおふじのぶろう/1900~1961年)の作品を上映する。
9月23日(土・祝)18時より、小田原コロナシネマワールドにて。
千代紙やセロファン、影絵などを用いた手法で、日本のアニメ史に大きな足跡を残した大藤。妹の療養のため、小田原市国府津の蓮台寺近くで暮らしていた時期があった。没後には、毎日映画コンクール内に「大藤信郎賞」が創設され、手塚治虫が初代受賞者となった。
蓮台寺には大藤の墓所がある。吉川晃住職によると、今も大藤を研究する人らが墓参に訪れるとのこと。寺には寄進された大藤家ゆかりの品も残っている。
23日には、1953年のカンヌ国際映画祭でピカソやコクトーに絶賛された「くじら」(カラー9分)や、国府津で製作されたという「煙り草物語」(白黒3分)など4点を上映。大藤の師匠の幸内純一による、現存する日本最古のアニメ「なまくら刀」(白黒4分)も鑑賞できる。また、東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員による講演も。料金は前売り・当日ともに1,000円。
なお、映画祭の会期は9月24日(日)まで。
【問】TEL.090-7214-6401 実行委員会

P-20170922_odawaraeigasai_kemurikusa▲アニメと実写の合成作品「煙り草物語」。
(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵)

P-20170922_oofuji_rendaiji▲蓮台寺にある墓所。墓碑には大藤の功績が刻まれている。

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