小田原市 文化 ニュース 2018年07月06日号

<白秋童謡100年>
「ボニージャックス」「ベイビー・ブー」が大使に

2020/04/20

“童謡のまち小田原”をPR

多くの童謡を生み出した詩人・北原白秋とゆかりのある小田原市は、コーラスグループの「ボニージャックス」と「ベイビー・ブー」を小田原童謡大使に任命。6月29日に委嘱式が生涯学習センターけやきホールで開かれ、加藤憲一市長より委嘱状が手渡された。
白秋は今から100年前に小田原に住居を構え、児童文芸誌『赤い鳥』に童謡を発表するなど創作活動を展開。
今年は『赤い鳥』の創刊100年でもある。そこで市は、今年を「白秋童謡100年」と位置づけ、様々な事業を実施していく。
ボニージャックスは今年デビュー60周年を迎える男性4人組で、「からたちの花」「あわて床屋」などの白秋童謡をレパートリーにもつ。ベイビー・ブーは平均年齢41歳の男性5人組。ボニーの歌う「からたちの花」に心酔し、後継者としてこの曲の楽譜を引き継いだ。
委託式ではミニコンサートも開催。ボニーのメンバー一人が欠席したものの、「からたちの花」や「待ちぼうけ」などで美しい歌声を響かせた。また白秋の生涯を描き、今秋以降公開される映画のタイトルにもなった「この道」も披露した。
両グループは今後大使として、全国のコンサートのステージなどで「童謡のまち小田原」をPRしていく。

P-20180706_DouyouTaishi▲加藤市長(左から4人目)と一緒にポーズをとる、ボニージャックス(左の3人)とベイビー・ブー(右の5人)のメンバー

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