交通安全を願ってだるま碑を塗り直し
箱根町山崎地区・国道1号沿い
2020/04/20
ドライバーの交通安全を見守り続ける、国道1号沿い(箱根町山崎地区)の「だるま碑」が昨年12月、箱根町交通安全都市推進協議会によってきれいに塗り替えられた。
この碑は、この地区に住んでいた日本画家・直井白雲さんによる作品をモチーフとしたもの。高さは台座を含めて約2m。建立から40年以上も経つことから塗装もはがれおち、キリッとしただるまの表情もどこか寂しげにみえていた。そこで、箱根町湯本在住の元町議・倉橋啓さんが「これではいけない」と町に依頼し、塗り直しが行なわれた。力強い朱色が鮮やかによみがえり、引き続き交通安全に睨みを利かせる。
なお、この絵と同じだるまをモチーフにした碑は、大井町金子の国道255号沿いにも建立されている。そこでは昨年10月に、供養祭と建立40周年の記念式典が執り行なわれた。
▲塗り直されただるま碑