松田町 ちょっと失礼(人物紹介) 2018年06月15日号

(一社)松田町観光協会の会長を務める
秋田谷 光彦さん (松田町在住)

2020/05/07

「松田の自然の魅力を感じてもらいたい」

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今年4月に松田町観光協会の会長に就任。「こんなにも環境に恵まれたところは他にないですよ」と開口一番、松田の良さをアピール。
松田山(西平畑公園)は南面が斜面になっているので、花がきれいに咲く。恒例のまつだ桜まつりも年々盛況だ。寄(やどりき)地区はまさに自然の宝庫。また、東名高速や国道255に246号、小田急線や御殿場線も交差するアクセスの良さから、「松田は観光の要になる」と力説する。
1947年、青森・津軽で生まれた。冬の間は、村中で協力しないと生きていけない環境だったと語る。だからこそ、温暖な松田の気候の良さを身にしみて実感する。
1965年に小田原へやってきた。木工職人の門を叩いたが、ニクソンショックによる不況で仕事が減少。焼肉店の手伝いをしているうちに松田に引っ越し、結婚もした。現在は新松田駅前で焼肉店を営み、妻と娘、犬2匹と暮らす。趣味は約3000㎡もの広大な畑での野菜づくり。
観光協会の会長に就く前は、松田町商工振興会の会長を務めていた。「なんで俺のところに役目がくるんだろう」と本人は語るが、柔和な笑顔が人を惹きつける。「会員さんを増やして、みんなで松田を大いに盛り上げたい」と意欲を語る。
現在、新松田駅前では再開発事業計画が進んでいる。観光事業と合わせて期待を寄せる。「みかんや農業で栄えてきた町だが、交流人口を増やしていきたい」と展望を述べた。

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