小田原薬剤師会より 2018年08月24日号

小田原薬剤師会より [No.114] はたらく薬剤師

2018/11/21

常に薬局内で働いているイメージの薬剤師ですが、意外とあなたの身の回りでも働いています。
今回は学校薬剤師という仕事をご紹介します。学校で薬剤師が何をするのか…?
給食室の衛生状態を検査したり、教室が暗くないか照度検査したり、外部講師として『薬物乱用について』の授業を行ったりもしています。また、この時期重要なプール検査では、水が濁っていないか?細菌がいないか?その消毒のための塩素濃度は保てているか?管理はしっかりいるか?などをチェックします。
藻が発生してしまう時は水の衛生状態が悪いため、塩素の追加投与・ろ過機のフル稼働を指示したり、特に大腸菌がでようものなら大変です。すぐにプールを中止しなければならなくなるため、「動物のふんが入った!」と連絡が来れば早急に水質検査をするため薬剤師が緊急出動することも…。児童の皆さんが安全にプールに入るため薬剤師も日々奮闘しています。
学校で見かけたらぜひ声をかけてみて下さい。きっと色々な事を教えてくれるはずです。

-小田原薬剤師会より, 2018年08月24日号