<小田急箱根>
「箱根ゴールデンコース」
開通60周年でキャンペーン
2020/04/20
登山電車は７月下旬に再開
小田急箱根ホールディングスは3月26日に会見を開き、箱根の定番観光ルート「箱根ゴールデンコース」開通60周年記念キャンペーンについて発表した。
箱根ゴールデンコースは、箱根登山電車とケーブルカー、ロープウェイ、海賊船、バスの５つの乗り物を楽しみながら、箱根の観光地を巡るループ状のルート。今年9月7日に開通60周年を迎える。
キャンペーンは4月1日から12月31日にかけて展開。オリジナルテーマ曲「ＨＡＫＯＮＥＣＴＩＯＮ（ハコネクション）」を作り、乗り物や駅、港などのＢＧＭに導入する。作曲は、ＮＨＫ大河ドラマ「西郷どん」の音楽を担当した富貴晴美さん。富貴さんは箱根中を巡って曲の構想を練り、「大河ドラマ『箱根』のテーマ曲を作るつもりで作曲しました」と話した。その他、6月24日にはロープウェイの早雲山駅舎がリニューアルし、展望デッキと足湯を備えた新スポット「ｃｕ－ｍｏ箱根」がオープン予定。ディスプレイなど観光客向けの情報発信も強化する。
また、昨年の台風被害で不通が続く箱根登山電車の箱根湯本～強羅間の運転再開時期も発表。当初予定は秋頃だったが、7月下旬に再開できる見込み。沿線住民の協力で施工時間を可能な限り延長できたこと、降雪や凍結による支障が少なかったことが理由という。
▲「ｃｕ－ｍｏ(クーモ)箱根」の展望デッキと足湯のイメージ図
▲小田急箱根ホールディングスの五十嵐社長（左）と作曲家の富貴さん
▲キャンペーンロゴ