開成町 ニュース 防災 2020年03月20日号

開成町の新庁舎 5月7日業務開始
環境面と防災面を強化

2020/05/15

開成町は2月下旬、現庁舎(同町延沢)の隣りで建築中の新庁舎について内部を報道陣に公開した。建物の工事はほぼ終了しており、今後は4月19日に竣工式、5月7日より業務開始となる予定。
建物は地上3階建て。災害時にも防災拠点としての機能を維持できるよう、免震構造を採用。また、省エネ性能に優れた建物として、庁舎としては全国初の「ZEB(ゼブ=ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」認証を取得。地下水を建物の空調熱源として利用するとともに、太陽光発電を活用して大幅な電力の省エネを図る。
1階ロビーは吹き抜けで、広々としたスペース。町民が様々な活動で利用できるようになっている。窓には、町の花アジサイをイメージした木の格子「あじさいパネル」を取り付け、熱を適度に遮る工夫をしている。また、反射パネルを利用した天窓を設けて光を明るく採り入れるなど、随所で環境に配慮した技術を搭載している。
なお、現庁舎は今年夏頃より解体され、その後は駐車場として整備される予定。

P20200320_kaisei_sintyousya_a▲広々とした1階部分。大きな窓で開放感を演出

P20200320_kaisei_sintyousya_b▲明るい雰囲気となった3階の議場

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