箱根登山ケーブルカー
25年ぶりリニューアル
2020/04/20
箱根登山鉄道㈱は、強羅駅から早雲山駅をつなぐ箱根登山ケーブルカーの車両をリニューアル。本日3月20日の始発列車から新車両がデビューする。
25年ぶりのリニューアルとなる今回の新車両。車体の両端には、ケーブルカーの複線部をイメージした「リボン状のモチーフ」などを配置。リボンには、強羅と早雲山、鉄道とロープウェイ、人と人を「つなぐ・結ぶ」という意味があるという。また、「リボーン REBORN(再生・復活)への祈り」という思いもこめている。
1号車は、箱根登山鉄道のアレグラと同じ、深い緋色や茜色をベースとした「バーミリオンはこね色」で塗装。2号車は箱根山から見る青空をイメージした青色とした。沿線の新緑や紅葉に映えるシンプルなデザインとなっている。
前車両は1995年に導入されたスイス製で、昨年12月2日で引退。翌12月3日より施設更新工事のため路線を運休し、リニューアル車両の導入に向けて、試運転などの準備が進められていた。
▲本日20日にデビューする箱根登山ケーブルカーの新型車両(3月4日撮影)