小田原市 2020年01月17日号 ニュース 産業

ネット販売開始で全国に向けてPR
小田原産材の貯金箱「もくぽす」

2020/04/20

日本郵便㈱南関東支社は1月14日より、小田原産のヒノキの間伐材で作った丸型ポスト型貯金箱「もくぽす」のネット販売を始めた。それに先がけ1月8日、加藤憲一市長へ貯金箱を贈呈するため、関係者が市役所を訪れた。
「もくぽす」は、小田原市内の郵便局が2013年に、福島県相馬市へ東日本大震災の復興支援の一環として贈呈した実物大の木製郵便ポストをきっかけに生まれた商品。間伐材の利用促進につなげようと、ミニチュア版の貯金箱を製作した。これまでは県西地域などの郵便局窓口のみでの取扱いだった。
製作は、市内桑原の㈱ラ・ルース(相田秀和代表)が行っている。木地挽き技法で職人が一つひとつ手作りし、大きさは最大幅75㎜・高さ135㎜。500円硬貨が約30枚入る。加藤市長は「小田原産材のものが全国に届くと思うとわくわくします」と期待を寄せた。ネット注文は「郵便局のネットショップ」(https://www.shop.post.japanpost.jp)で受付け。ネット限定として、同じく小田原の間伐材で作ったスマホスタンドをつけて、送料・税込で1個4500円で販売。

P20200117_mokupost_a▲もくぽすを加藤市長(右から5人目)に贈呈した関係者

P20200117_mokupost_b▲もくぽすとスマホスタンド

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