小田原市 暮らし ニュース 2019年12月20日号

小田原駅で交通安全キャンペーンを実施
無事故で明るい新年迎えよう

2020/04/21

12月11日~20日は「年末の交通事故防止運動」、また、12月は飲酒の機会が増えることから「飲酒運転根絶強化月間」に指定されている。これを受けて小田原市交通安全対策協議会では12月11日、小田原駅で交通安全キャンペーンを行い、通行人に事故防止のチラシと反射材を手渡した。
当日は、小田原警察署や小田原交通安全協会、小田原安全運転管理者会など約50人が参加。川瀨伸二署長は、「管内では事故件数・負傷者件数とともに昨年より減少しているが、12月は交通量が増加する時期」と注意を促し、事故防止に協力を呼びかけた。
同署によると、今年1月から12月12日までに管内(小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町)で発生した人身交通事故件数は726件で、前年同時期と比べて71件減。また、交通事故死者数も12月12日現在で0人となっている。年間の死者数が0だったことは、統計を取り始めた1980年以降無いことだという。
事故防止のために特に気をつけたいことは、交差点での安全確認。ドライバーも歩行者も周囲をしっかり見渡そう。また、ドライバーに歩行者の存在を知らせる反射材の着用も有効。黒っぽい服装が多くなりがちな冬はより重要だ。事故にあわない・起こさないを心がけ、明るい新年を迎えよう。

P20191220_kotuanzen_a▲反射材の効果や使い方なども伝えながら、注意を呼び掛けた

動画で学ぼう 事故防止のポイント

小田原管内青少年交通安全連絡協議会(相原金太朗会長)では、交通事故を防ぐための啓発動画2本を、12月5日より動画共有サービス「ユーチューブ」で公開している。
高齢者と子どもの歩行時の特徴や生活道路運転時の注意点、薄暮時の早めのライト点灯が効果的なことなどを具体的に説明。動画に付すコメントは小田原警察署の監修により、事故防止のポイントについて解説している。映像は警察庁制作のDVDを出典とした。
同会は、「働く青少年等運転者を交通事故から守ろう」を理念に1983年に設立された民間のボランティア団体。来年2月には初めての会員交流会を行う。ドライバーは、この動画で安全運転を再確認しては。

P20191220_kotuanzen_b▲動画の1シーン。動画は「小田原青少年交通安全連絡協議会」で検索

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