小田原市 ニュース 産業 2019年12月06月号

「漁港の駅 TOTOCO小田原」
漁港に交流施設開業

2020/04/21

11月22日、小田原市早川の小田原漁港西側エリアに、地元の海産物を中心とした商品やグルメが楽しめる「漁港の駅 TOTOCO(トトコ)小田原」がオープンした。
TOTOCOは、小田原漁港の交流促進施設として小田原市が整備した3階建ての建物。1階が物販エリアで、小田原漁港直送の鮮魚や活魚を販売。小田原の老舗「田中屋本店」の佃煮や「加藤兵太郎商店」の味噌を用いたオリジナル商品も並ぶ。菓子や惣菜、地場産農産物なども充実。
2・3階は飲食エリア。鮮魚をテーマに丼、定食、カレー、ラーメン、ピザなどを提供するフードコートと、お刺身食べ放題のビュッフェレストランがある。テラスもあり、相模湾の眺めが広がる。
小田原漁港では、県による「小田原地区特定漁港漁場整備事業計画」に基づいて西側エリアの整備が進められていた。2017年に漁獲物の荷さばき施設、2018年3月に水産物加工処理施設が完成。だがその年の夏、台風によって当時建築中だったTOTOCOなどが被災。防波護岸のかさ上げなどの対策をして開業に至った。水揚げから加工、販売までが一体となった拠点として、地元水産業の振興と地域活性化を図る。
営業時間は9時~17時。JR早川駅徒歩約10分。駐車場166台。しばらくは混雑が予想されるので徒歩での来場がおすすめ。

P20191206_totoco_b▲オープン前日の内覧会で、商品について説明する駅長の金城士朗さん

P20191206_totoco_a▲お刺身などが59分間食べ放題のレストラン

P20191206_totoco_c▲22日のオープン日には「さかなクン」がゲストで来場

-小田原市, ニュース, 産業, 2019年12月06月号