小田原市 文化 ニュース 2019年11月29日号

北原白秋研究の功績をたたえ
竹村忠孝さん偲ぶ会

2020/04/20

北原白秋研究家として小田原・箱根の文化に貢献してきた竹村忠孝さんが昨年11月に亡くなったことをうけ、偲ぶ会(同実行委員会主催)が11月17日、小田原お堀端コンベンションホールで開かれた。
竹村さんは小田原で生まれた白秋童謡を広めるため、多方面に活躍。昨年公開の映画「この道」では脚本監修を務めた。小田原市ではそれらの功績に対し、市民功労賞を贈ることを決定した。
当日は、加藤憲一市長ら交流のあった約70人が出席。「この道」の脚本家坂口理子さんは、「竹村さんは“白秋さん”と友達のような話しぶりで白秋のことを教えてくれた。そのおかげで人間・白秋が描けた」と感謝を伝えた。また、コーラスグループ「歌の花束」とソプラノ歌手・島田澄子さんは、竹村さんの思い出とともに白秋童謡を披露した。

P20191129_takemura▲竹村さんをしのび、出席者みんなで白秋童謡などの曲を歌った。

-小田原市, 文化, ニュース, 2019年11月29日号