小田原市 暮らし 2019年10月25日号

<小田原市>「おだわらSDGs実行委員会」が発足
民間の力でSDGsを推進

2020/04/21

10月16日、国連が掲げる「SDGs(エスディージーズ)」の普及啓発などを展開する「おだわらSDGs実行委員会」の発足式が市役所で行われた。
小田原市は今年7月、SDGs達成に向けた優れた取組みを提案する都市を選ぶ内閣府の「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選ばれた。これを受け、2021年度までを重点期間として活動を行う実行委員会を組織した。
SDGsとは、誰一人取り残さない持続可能な社会を実現するための世界共通の目標。福祉の促進や経済成長、自然保護、住み続けられるまちづくり、不平等の是正など、17の項目を掲げている。小田原市では、SDGsを旗印にこれまでの取組みを推進させることで各分野での課題解決を目指す。人材に主眼を置き、現場での実践を通じて実現を図っていく。
実行委員会は企業やNPO法人の代表など、民間主体のメンバーで組織。会長は小田原ガス㈱の原正樹代表取締役社長、副会長はFM小田原㈱の鈴木伸幸代表取締役、監事は㈱横浜銀行小田原支店の山本博文支店長が務める。県・市職員も加わり、計10人でスタート。多くの人にSDGsを自分ごととして知ってもらうための普及啓発を進めていく。「楽しむ・学ぶ」をテーマに、小田原らしいSDGsを広げていく。

パートナー企業を募集!

また市では、SDGsの達成と持続可能な社会の実現に向けて、市とともに取組む企業や大学、団体等を認定する「おだわらSDGsパートナー制度」を開始。現在、第1期のパートナーを募集中(11月6日(水)まで)。詳細は「おだわらSDGsパートナー制度」でホームページ検索、またはTEL.0465・33・1255市企画政策課へ問合せを。

POST20191025_sdgs▲実行委員会メンバーと加藤憲一市長(前列中央)

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