創作かかしを展示する町民手作りのイベント
大井町で「かかし祭り」／9月21日(土)
2020/04/23
明日9月21日(土)に大井町柳の農村公園（おおいゆめの里）で、町民らが制作したユニークな創作かかしを展示する「大井のかかし祭り」が開催される。
地域おこしにつなげようと町民有志が実行委員会（原田征史代表）をつくって主催しており、今年で４回目。かかしを作るイベントを開き、そこで制作または持ち込まれた作品を展示する。コンテストも行っており、昨年は漫画「ちびまる子ちゃん」や、スーパーボランティアの尾畠春夫さんにちなんだ作品などが入賞した。
今年は9月7日にかかし作りが行われ、家族連れらが会場の大井町そうわ会館に集まった。材料の木材と洋服は、町内の建具店やボランティア団体の協力で用意。参加者は工夫を凝らしながら、それぞれに思い思いの作品を仕上げていった。
審査委員長を務める町内在住の画家、香川猛さんは「かかし作りを通じて、親子や地域の絆も広がっている」と話した。展示数も回を重ねるごとに増えており、今年は昨年の作品も含めて約70点の展示を目標としている。
祭りの時間は10時～15時。10時30分からコンテストの表彰式が行われる。また、子どもが遊べるプレーパーク「あそびば」も同時開催。パンや飲み物などを販売するマルシェやスタンプラリーなども。小雨決行。なお、展示は24日(火)まで引き続き行われる（9時～16時頃まで）。
会場となる農村公園は見晴らしがよく、天気が良ければ富士山も望める。「地域の風景を楽しみながら、創作かかしの面白さを見てもらえたら」と原田代表。問合せはTEL.090・7941・6419原田さんへ。
▲今年のかかし作りのイベントにて。
子どもからお年寄りまで幅広い年代の人たちが参加した
▲完成した作品の一部