小田原市 スポーツ 街の話題 2019年09月06日号

今年も伊勢ヶ濱部屋が協力
旭丘高校で少年相撲教室

2020/05/08

新名学園旭丘高校(水野浩理事長/小田原市城内)が8月22日、恒例の少年相撲教室を開いた。今年も大相撲の伊勢ヶ濱部屋が協力。同部屋には卒業生が入門しており、交流が続いている。

小田原市荻窪にある同校の相撲場に、ぶつかり稽古の音と子どもたちの声が響いた。地域貢献として例年開催している「夏季少年相撲教室」でのことだ。同校相撲部出身で現在は伊勢ヶ濱部屋の力士「桜富士」(本名・矢野雄一郎さん)らが今年も稽古相手を務めた。
同部屋の好意により、毎年続けているこの教室。5回目の今年は小田原相撲連盟の子どもたち約30人が参加。元横綱旭富士の伊勢ヶ濱親方や、今年の名古屋場所で引退した元安美錦の安治川親方らが稽古を見守った。稽古後、桜富士は「みんな大きく強くなった」と子どもたちの成長ぶりを話し、笑顔で汗をぬぐった。
同校相撲部は、全国大会に出場するなど近年活躍が目覚ましい。今年は8月15日に行われた全国高校相撲十和田大会で、神奈川県として初めて団体戦で3位に。今秋には3年生で主将の野地嵩良さん、2年生のモンゴル人留学生ムンクジャルガルさん、オチルサイハンさんが国体に出場する。
最後に伊勢ヶ濱親方は、「力士は皆さまの応援が力になる。これからも応援してほしい」と感謝の言葉とともに話した。地元応援団による特製ちゃんこ鍋も振る舞われ、今年も楽しい交流となった。

POST20190906_isegahama_a▲子どもたちや力士、地域の関係者らで記念撮影

POST20190906_isegahama_d▲桜富士に力いっぱいぶつかる子どもたち

POST20190906_isegahama_c▲伊勢ヶ濱親方(元旭富士)

POST20190906_isegahama_b▲安治川親方(元安美錦)

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