建築板金工・柳川さんが小田原市に
「令和」レリーフを寄贈
2020/04/27
小田原市在住の建築板金工・柳川辰男さん(79歳)が新元号「令和」の銅板製レリーフを製作し、5月24日に市へ寄贈した。
柳川さんは、住宅屋根や神社の飾り物、銅板を手工具で打ち出して加工する鬼飾りや文字看板製作などの高い技術をもち、昨年には厚生労働省による「現代の名工」を受賞。下府中小学校や鴨宮中学校の校章も製作するなど、熟練の職人技で地域に貢献してきている。
レリーフは、菅官房長官が掲げた額の文字をお手本に大小2サイズを仕上げた。「平成」の時も製作したそうで、今回も3月頃から製作を考えていたという。
市では多くの人に見てもらいたいと、小田原文学館の白秋童謡館(同市南町)にて展示している。
▲加藤憲一市長(右)にレリーフを渡す柳川さん
▲寄贈品のレリーフ