南足柄市 ニュース 産業 街の話題 2019年05月17日号

横浜食肉市場ミート・フェアにて
相州牛が今年も最優秀賞!

2020/05/22

横浜食肉市場で4月12日に行われた「第31回横浜食肉市場ミート・フェア」で、南足柄市在住の長﨑光次さん(40歳)が出品した「相州牛」が最優秀賞を受賞した。
全国の生産者が丹精込めて育てた肉牛を審査する同フェア。「和牛の部」と「交雑種の部」の2部門あり、長﨑さんは今回、交雑種の部で受賞。昨年と2016年も同部門で同じく最優秀賞、2017年は和牛の部で最優秀賞に輝いており、4年連続の栄誉となった。
同市怒田にある長﨑さんの牧場では、約500頭の相州牛を飼育している。こだわりがあると話すエサには、隣接するアサヒビール神奈川工場のビール粕を使用。炊いた米や麦なども与え、水も良質な地下水を飲ませている。仔牛の時から環境を変えずに育てており、それが安定した肉の味につながるという。また、日頃から卸問屋の中川食肉㈱(小田原市浜町)や小売店と顔を合わせ、情報交換も大切にしている。「食べた方のおいしいという声を直接聞けると嬉しい」と長﨑さん。
今回の受賞牛は月齢27ヵ月、枝肉重量505㎏。中川食肉㈱が1㎏当たり2500円で競り落とした。5月14日より小田原百貨店全店で販売されている。

POST20190517_sosyugyu▲長﨑さん(左)と中川食肉㈱の中川大輔さん

 

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