南足柄市 ニュース 2019年03月29日号

南足柄市・ほうとくエネ・湘南電力
再生可能エネルギーの地産地消へ協定締結

2020/05/15

南足柄市は3月19日、ほうとくエネルギー㈱、湘南電力㈱の2社と「南足柄市再生可能エネルギーの地産地消事業の推進に係る協定」を締結した。公共施設の二酸化炭素排出量を2030年までに40・2%削減することを目標に、再生可能エネルギーを積極的に活用する取組みを始める。
ほうとくエネルギー㈱は震災後の2012年に38社の地元企業が出資して設立したエネルギー会社。小田原市久野にメガソーラーを建設するなど発電事業を展開。その電気を湘南電力㈱が受け入れて、消費者らに届けている。
2社はこれまでに小田原市とも連携。市立幼稚園・小中学校42施設に電力を供給し、そのうち7施設へ発電施設を設置。エネルギーの自給自足は、防災面での活用も期待される。
締結式で加藤修平市長は、「今回の協定はコミュニティの活性化にもつながる。経済のエンジンも回していけるよう取組んでいく」と決意を述べた。ほうとくエネルギー㈱の蓑宮武夫代表は、「弊社と湘南電力さんの関係は全国でも数少ない先進的な事例。日本のモデルケースとなれるよう尽力する」と語った。

POST20190329_minamiashigara_energy▲左からほうとくエネルギー・蓑宮武夫代表、加藤市長、湘南電力・原正樹社長

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