小田原市 ニュース 2019年02月08日号 街の話題

青少年の更生保護活動に従事して50年
渡邉俊之さんが瑞宝双光章

2020/04/30

小田原地区保護司会長の渡邉俊之さん(72歳・同市酒匂在住)が、昨年秋の叙勲で瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう)を受章した。その祝賀会が1月26日に報徳二宮神社で開かれ、約140人がお祝いに駆け付けた。
渡邉さんは37歳の時に小田原地区保護司会に入会。法務省の横浜保護観察所の指導、「更生保護サポートセンター小田原」の開設など、今に至るまで保護司として長年青少年の更生保護に従事。また、21歳の時には非行少年の「ともだち活動」であるBBS運動に加わり、小田原地区BBS会を立ち上げた。
当日は、発起人代表の県更生保護協会の石原昌信副理事長が渡邉さんの経歴を紹介。BBSでは、ねむの木学園の宮城まり子さんやエレキギター奏者の寺内タケシさんを招いての活動を展開するなど、様々な功績を披露した。
その後、来賓の衆議院議員・甘利明さんと牧島かれんさん、加藤憲一市長らが祝辞を述べた。続く鏡開きでは、県更生保護事業連盟の志村宗男会長が乾杯の音頭をとった。
渡邉さんは「これからも保護司会のモットーである和やかな融和のある明るい社会の建設に寄与したい」と挨拶。また、今後は社会福祉の分野でも活動したいと展望を語った。

POST20190208_hogosi_b▲叙勲の喜びを語る渡邉さん

POST20190208_hogosi_a▲渡邉さん(中央)を囲んで鏡開き

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