大井町 ちょっと失礼(人物紹介) 2019年03月08日号

昨年12月に大井町長に就任した
小田眞一さん (大井町在住)

2020/05/13

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「町民全員の個性が響き合うまちづくりを目指します」

昨年12月の町長選挙で初当選。就任後、早々に取組んだのが今年度の予算編成。第5次総合計画「おおいきらめきプラン」を着実に進めるため、100億円の大台の予算案を発表した。「正月から土日も休まず、ここまで来ました」と語る。
町政の理念は「ありがとうがあふれるまちづくり」。その原点には、町の人への感謝の思いがある。長男が中学生の時に突然失明。その時、福祉のありがたさを実感したと振り返る。「手術した時も多くの方に助けていただきました」。今後は町長として、受けた支援と援助に恩返しをしていく。
1953年生まれの65歳。これまでにあしがら青年会議所の立ちあげにも尽力し、理事長も経験。商工会にも加わって活動してきた。その折、知り合いから町議選への出馬要請を受けて2004年に初当選。4期目だった昨年、町長選への出馬を表明した。
大学時代は明治大学マンドリン倶楽部に所属。演奏活動に打ち込んできただけに、目指すまちの姿を音楽に例える。「オーケストラのシンフォニーのように個性が響き合う協働のまちづくりをしたい」。町民全員がそれぞれ個性ある音色で役割を果たしていくことで、地域の元気は生まれると考える。
人口減少・少子高齢化が急速に進む社会情勢の中で、これからの大井町には身の丈に合った持続可能な町政運営が大切と語る。優しくまじめな目線で、未来の青写真を描く。

-大井町, ちょっと失礼(人物紹介), 2019年03月08日号