小田原市 ちょっと失礼(人物紹介) 2018年10月05日号
小田原市倫理法人会の会長に就任した
長谷川 孝さん (南足柄市在住)
2020/05/07
「経営者が変われば会社も変わるトップ自らが学ぶことが大切です」
倫理法人会とは、「企業に倫理を、職場に心を」をスローガンに、健全な繁栄を目指す経営者による全国的な組織。小田原市倫理法人会は1984年に設立され、現在88社が登録している。長谷川さんは、今年9月に新会長に就任した。
1973年大阪生まれの45歳。住まいは南足柄市で奥様、中学生の男の子と３人暮らし。仕事は、小田原市栄町で社員教育やセミナーのコンサルティングをしている。
2007年11月に倫理法人会に入会した。当初会長の話が持ち上がった時はやり切れる自信もなく、正直気が進まなかったと語る。それでも先輩から「どんなに忙しくてもやれる人にしか会長は廻ってこない」と諭され、前向きな気持ちになれたと振り返る。
倫理法人会の特徴は、経営者自らが自己革新を目指す点にある。長谷川さんも「トップに立つものが自分を変えて、会社を良くすることです」と力を込める。活動の基幹になっているのが、毎週水曜日に開催しているモーニングセミナー。“元気な会社はトップが早起き”との理念から、朝６時に集まり様々な業界人から実践的な話を聞く。情報交換・交流の場としても機能しており、今や1660回を数える。
これからの人生について質問すると、「人の役に立つ人間になりたい」ときっぱり。意志のこもった表情が印象的だった。