小田原市立千代中学校／「札幌開拓の祖」の縁で
北海道地震で募金活動

小田原市立千代中学校の生徒会が、北海道地震の被災地を支援するための募金活動を行った。幕末に札幌村の開拓を手がけた大友亀太郎（1834-1897年）は千代中学校区の西大友出身という縁があり、少しでも復興の助けになればと企画。9月29日、バザーに来校した保護者らに「ご協力をお願いします」と募金を訴えた。
大友は二宮尊徳に師事し、測量や土木技術を修得。「札幌開拓の祖」として、札幌では多くの人に知られている。帰郷後は千代小学校の設立にも貢献。千代小では尊徳学習で大友の功績を学んでいる。
生徒会では、大阪北部地震の際にも校内で募金活動を実施。北海道のためにも何かしなければと考えたという。
募金活動は10月にも行い、集まった支援金は札幌市に送金する。

▲募金を呼びかける生徒会役員

-小田原市, ニュース, 2018年10月12日号