小田原市 ニュース 松田町 2018年09月28日号

小田原北RCの奉仕プロジェクト事業
高校生が相馬で交流
震災と原発事故を学ぶ

2020/05/07

小田原北ロータリークラブ(北RC/下田准一会長)がこの夏、奉仕プロジェクト事業「震災と原発事故を考える青少年交流事業」を実施した。二宮尊徳を通じて縁のある福島県相馬市の相馬ロータリークラブ(亀谷正哲会長)の協力のもと、立花学園高校(松田町松田惣領)の生徒29人が1泊2日で相馬市を訪れ、県立相馬東高校の生徒と交流した。
初日の8月23日、生徒たちは北RCのメンバー15人とともにバスで相馬市へ出発。帰宅困難地域の大熊町や富岡町などを通過し、時が止まったままの街並みを目の当たりにした。
その後、相馬東高校の生徒による出迎えをうけ、交流会がスタート。津波や避難所の生活など震災時の話を直接聞いた生徒たちは、改めて支援や防災について意識を深めた。
2日目の24日には、相馬神社や中村城跡などの史跡を見学。続いて、相馬共同火力発電所を訪れた。津波が発電所に押し寄せた時の様子を収めたDVDも視聴。スクリーンに映し出された緊迫した状況の映像を真剣な表情で見入っていた。
2日間を通じて生徒たちは被災地の過去と現在をしっかりと心に焼き付け、未来に向けてエネルギーや防災など多くのことを学んだ。

POST20180928_rotary_b▲相馬の高校生に震災の話を聞く立花学園高の生徒

Microsoft PowerPoint - aoña?aõáe?‘aõ?aöñeN?e?2▲津波が相馬共同火力発電所に押し寄せる一部始終を収めた映像をみる生徒

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