小田原市 文化 ニュース 2018年08月03日号

改修工事を終えて再オープン
小田原文学館「白秋童謡館」

2020/05/08

小田原文学館別館の「白秋童謡館」(同市南町)が7月27日、約11ヵ月間の改修工事を終えて再オープンした。
白秋童謡館は、かつて小田原に住んだ童謡詩人・北原白秋に関わる資料を展示している。今年は白秋が小田原に転入して100年。また、白秋も参加した児童文芸誌「赤い鳥」の創刊100年にあたることから、市では様々な事業を展開している。
建物は、元宮内大臣の田中光顕伯爵が1924年に別邸として建てた和風建築で、国の登録有形文化財。改修では銅板屋根を全面葺き替えし、耐震補強も施した。
当日は、「外郎売のおだ笑ぼっち」「おだわら児童館連合」による白秋童謡の朗読会も実施。子どもたちが「赤い鳥小鳥」などを合唱し、訪れた人を楽しませた。
開館時間は9時~17時。入館料は隣接する文学館とあわせて一般250円。
【問】TEL.0465・22・9881小田原文学館

POST20180803_hakusyudoyokan▲改修を終えた白秋童謡館

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