2018年06月15日号 ニュース 山北町 産業

山北に移住した島崎薫さんが夢を叶えて牧場経営
大野山で「山地酪農」スタート

2020/05/12

山北町の大野山で、山地酪農による乳牛育成が始まった。同町在住の島崎薫さん(29歳)が6月7日、「薫る野牧場」を開業。6日夜に岩手県の中洞牧場より牛5頭が到着し、さっそく搾乳を開始した。
山地酪農は牛舎を使わず、山で放牧して牛を育てる。下草を餌とするので山林保全につながる効果もある。
島崎さんは相模原市出身で、東京農大在学中に山地酪農を知った。この良さを広めたいと中洞牧場で学び、2016年に山北町へ移住。山頂付近の約8・8ヘクタールを所有者から借り、準備をしてきた。
7日には島崎さんを応援する共和地区の人らが集まり、開設式が開かれた。島崎さんは「多くの方に助けてもらってここまでこれた」と感謝を述べた。今後は搾った乳をソフトクリーム原料に加工。夏から山北駅近くのカフェで販売したい考えだ。

田んぼアートでも応援!

地域活性化を目指す「小田原足柄異業種交流勉強会」は6月2日、島崎さんへの応援をテーマにした田んぼアートの田植えイベントを山北町谷峨にて行った。
水田に様々な種類の稲を植えて絵を描く田んぼアート。同会では環境を学ぶ機会として2013年より毎年実施しており、今年は島崎さんの山地酪農への思いを描くことにした。
当日は親子連れら約140人が参加。秋になると、島崎さんと牛の絵が浮き上がる計画。出来ばえが楽しみだ。

POST20180615_yamachirakuno_a▲念願の山地酪農を始めた島崎さん(右)と師匠の中洞さん(中洞牧場)
標高700mの放牧地からは富士山の眺めが広がる

POST20180615_yamachirakuno_b▲田んぼアートに挑戦する参加者

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