2018年05月25日号 イベント情報 ニュース 小田原市 文化

かつて小田原にあった太宰治『斜陽』の舞台
「雄山荘」の資料展が開催中

2020/05/12

かつて小田原の下曽我にあった太宰治ゆかりの別荘「雄山荘」にまつわる資料展が、おだわら市民交流センターUMECO(小田原駅東口徒歩約2分)で開催されている。主催はUMECO、小田原鉄道歴史研究会と西さがみ文芸愛好会が協力。
雄山荘は、実業家の別荘として1930年に建てられた。戦時中、太宰の愛人・太田静子が親類の紹介でここに疎開。その際に静子が記した日記をもとに太宰は『斜陽』を執筆した。太宰も何度か滞在したことがあるという。また、俳人の高浜虚子もここで句会を開いた。2009年に全焼し、現在は存在していない。
建物は、数寄屋造りを基調に西洋や中国の様式を取り入れるなど、細部にわたり工夫が施されていたという。展示では、焼失前の建物内部の写真や設計図、太宰治と太田静子の経歴や関連書籍などを紹介。また、雄山荘の向かいに住み、建築作業で携わった西久保豊吉の日記も展示。庭仕事の描写など、当時の記録として貴重な資料だ。
会期は6月24日(日)まで(6月4日(月)休館)。
9時~21時30分(最終日は17時まで)。入場無料。
【問】TEL.0465・24・6611UMECO

POST20180525_yuzanso_a▲展示風景

POST20180525_yuzanso_b▲雄山荘の模型も展示

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