小田原市 ニュース 2018年05月18日号

万葉倶楽部㈱が施工し、2020年に完成予定
小田原駅東口再開発で起工式

2020/05/12

小田原駅東口お城通り地区再開発事業の「広域交流施設ゾーン」に建設される再開発ビルの起工式が、5月8日に執り行われた。
ビルは、主に小田原市が所有する約5500㎡の敷地に、万葉倶楽部㈱(本社小田原市)が施工する。図書館や子育て支援センターなどの公共施設に加え、約190室のホテルやコンベンションホール、商業施設などを設ける。宿場町のにぎわいを再現することをコンセプトに、交流人口の増を目指す。1階には観光バス乗降場も整備。オープンは2020年6月頃を予定している。
起工式で加藤憲一市長は、「県西地区の魅力を発信する施設。観光の拠点、暮らしの拠点として重要な役割を担う」と強調した。万葉倶楽部の高橋弘会長は、「これだけの大事業。役所や地権者の協力があってのものと身にしみて感じている」と感謝を述べた。この再開発事業は、1984年に小田原市土地開発公社が国鉄貨物駅跡地を取得したことから始まった。30年以上が経過し、ようやく事業が形となる。

POST20180518_odawaraekimae_saikaihatsu_b▲再開発ビルのイメージ図(小田原市提供)

POST20180518_odawaraekimae_saikaihatsu_a▲起工式でくわ入れをする関係者

-小田原市, ニュース, 2018年05月18日号