2018年04月13日号 ニュース 南足柄市 歴史

富士ゼロックス神奈川が南足柄市に寄贈
伝統文書を高度な技術で複製

2020/05/13

富士ゼロックス神奈川㈱(横浜市)は、南足柄市郷土資料館に展示されている「北条氏裁許朱印状」と「豊臣秀吉掟書」の複製品を製作し、4月4日に加藤修平市長に寄贈した。
富士ゼロックスでは社会貢献として、高度な複写技術により伝統文書を複製する文化伝承活動に取組んでいる。古文書などの貴重な伝統文書の原本は、展示するには細心の注意が必要だが、複製にすることで劣化の心配なく公開できる。
「北条氏裁許朱印状」は天正5(1577)年のもので、北条氏の印判「虎朱印」が押されている。「豊臣秀吉掟書」は、天正18(1590)年に秀吉が小田原攻めで制圧した足柄地方の人々の治安を保証する内容。複製にあたっては同社の色再現技術を駆使し、電子化した画像情報を和紙に出力。4ヵ月かけ、見た目も手触りもそっくりなものを作った。
贈呈式で加藤市長は、「複製品なら触ってみることも可能。若い人にも生の歴史文化に触れてもらいたい」と話した。子どもたちが地域の歴史を学ぶ教育の場に活用したい考えだ。資料館では今後、この複製品を常設展示する。

POST20180413_minamiashigara_fuji_b▲原本そっくりに複製された「北条氏裁許朱印状」(左)と「豊臣秀吉掟書」

POST20180413_minamiashigara_fuji_a▲贈呈式にて。左より加藤市長と富士ゼロックス㈱の樋口邦史復興推進室長

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