小田原市 ニュース 2017年12月08日号

非行少年少女とともに50年
「小田原地区BBS会」

2020/05/14

非行など様々な問題を抱える少年少女たちを、兄や姉のような身近な存在として支える青年ボランティア団体「小田原地区BBS会」(渡辺江梨子会長)が設立50周年を迎えた。11月19日には記念研修会が開かれた。
小田原地区のBBS会は1967年12月8日に発足。小田原少年院の運動会や盆踊りに参加したり、報徳更正寮のバスハイクやバーベキュー、ボーリング大会を実施するなど、少年らとのふれあいを大切に自立や立ち直りを支援してきた。またバレンタインの時期には、小田原少年院と報徳更生寮にチョコを贈る活動も続けている。
研修会には、関係機関やBBSの元会員らが参加。来賓の桑田裕小田原少年院長は「少年院を卒業した生徒には、航空機の副操縦士やプロボクサーとして頑張っている人もいる。小田原少年院は平成31年度で収容業務を終えますが、皆さまには大変お世話になり感謝いたします」と語った。また、小田原地区保護司会会長の渡邉俊之さんも祝辞を述べた。設立時の会長の志村宗男さんは「50年続けてこられたことは本当にありがたい」と当時を振り返りながら挨拶した。

会員募集中!

同会は現在、大学生・社会人を中心に6人で活動しており新規会員を募集中。対象は30代くらいまで。問合せはTEL.0465・33・1725小田原市人権・男女共同参画課内へ。

POST20171208_BBS_a▲50周年の記念研修会にて。BBSとはBig Brothers and Sisters Movementの略

POST20171208_BBS_b▲会長の渡辺江梨子さん

-小田原市, ニュース, 2017年12月08日号