小田原市 ニュース 2017年12月08日号

熱海の小さな写真店からスタート
万葉倶楽部グループが創業60年記念式典を開催

2020/05/14

全国で日帰り・宿泊温泉施設を展開する万葉倶楽部(本社・小田原市栄町/高橋理社長)が、創業60周年式典と謝恩会を同グループ運営のホテル天成園(箱根町湯本)コンベンションホールで開催した。
関係者700人以上がお祝いに駆けつけ、式典では創業者の高橋弘会長が挨拶。「1957年に熱海でアルプス写真を創業し、この夏60年を迎えました」と当時を振り返った。
同グループの前身は、写真現像プリント業の日本ジャンボー㈱。当時は、熱海の旅館で宿泊客の記念写真の撮影と販売を行なっていた。その後、現在の主事業である温泉施設の運営に参入し、発展を遂げてきた。また、小田原市が進める「小田原駅東口お城通り地区再開発事業」の広域交流施設ゾーンの事業施行者に選ばれるなど、地域活性化にも貢献している。
高橋会長は「会社経営はおおむね順調です」として、グループ売上高221億円、経常利益20億円、資本金2億円、純資産170億円(今年9月の決算)と発表した。会社の株式については「4人の子ども達に渡し済みで、事業の継承は終わっています」と話し、これまでの支援に感謝を述べた。来賓挨拶として、静岡銀行の柴田久頭取からは「60年にわたり発展したのは、高橋会長の時代を見抜く眼と卓越した経営手腕、役職員皆さまの努力の賜物と、敬意を表します」と祝辞が送られた。続いて高橋理社長が登壇。「今後も“確実に”をキーワードに頑張ってまいります」と決意を述べた。
謝恩会では、ものまねタレント「ノブ&フッキー」のライブが披露され、会食と懇親を楽しんだ。

▲これまでの支援に厚く感謝を述べる高橋弘会長

▲高橋会長を囲んで、代議士や近隣市町の首長らが鏡開きでお祝いした

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