㈱ういろうの外郎武社長
25代「藤右衛門」襲名

創業650年の老舗、㈱ういろう（小田原市本町）の代表取締役・外郎（ういろう）武社長が第25代「外郎藤右衛門」を襲名した。その祝賀会が11月16日、報徳二宮神社報徳会館で催され、政財界人や縁のある関係者らが大勢お祝いに駆け付けた。
会の発起人代表を務めた鈴木博晶小田原藩龍馬会会長は、「外郎家の歴史は小田原の誇り。皆でその歴史を大切にしていきたい」と祝辞を贈った。外郎さんは「身に余る言葉をいただき感謝します。精一杯精進してまいります」と決意を語った。
また、襲名を記念して外郎家から、地元の筋違橋欄干橋青年会へ同家と縁のある静岡県遠州森町の山車が贈呈された。
「藤右衛門」は外郎家当主が代々継いできた名。外郎さんは市観光協会副会長を務めるなど、地域貢献に活躍している。

▲外郎さん(左より3人目)を囲み鏡開き

-小田原市, ニュース, 2017年12月01日号