小田原市 ニュース 2020年07月03日号

≪小田原駅鉄道5社≫まちを元気にしたいと駅員と乗客が共同製作
折り鶴で「小田原ちょうちん」

2020/07/03

小田原駅に6月24日、昨年10月の台風19号で破損して現在修復のため撤去中の駅のシンボル・巨大な「小田原ちょうちん」をイメージした折り鶴アートの作品が登場し、除幕式が行われた。
新型コロナウイルスによる閉塞感がある中で、小田原に希望の光を灯したいと小田原駅の鉄道5社(JR東日本・JR東海・小田急電鉄・伊豆箱根鉄道・箱根登山鉄道)が共同で製作。駅利用客にも折り紙を配って協力を募り、駅員によるものとあわせて約7000羽の折り鶴を使って完成させた。利用客らは電車の待ち時間を利用したり、家に持ち帰って家族で折ってくれたりしたという。
企画したのは、小田原駅で働くJR東日本の社員・堀口元気さん(26歳)。業務を通じて新型コロナの影響を感じる中、折り鶴に復活への願いをこめることを思いつき、5社全体のプロジェクトとして活動を始めた。
5社では、乗客への「おかえりなさい」の気持ちをこめて順番に作品を展示中。展示場所や期間は下記参照。

◆JR東日本 改札内コンコース
7月13日~19日/8月3日~9日
◆JR東海(新幹線)改札口付近
7月6日~12日/8月10日~16日
◆小田急・箱根登山鉄道改札内コンコース
7月20日~26日/8月17日~23日
◆伊豆箱根鉄道(大雄山線)改札口付近
~7月5日/7月27日~8月2日/8月24日~30日

P20200703_orizuru▲折り鶴アートを囲む5社の駅長・管区長と、プロジェクトを企画した堀口さん(右)

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