小田原市 暮らし ニュース 2020年07月17日号

郵便局が地域の交流スペースに
「国府津駅前 BLEND POST」

2020/07/17

今年3月で閉局した国府津駅前郵便局が6月21日、地域のコミュニティスペース「国府津駅前BLEND POST(ブレンド ポスト)」として生まれ変わった。さっそく地元住民らがダンスなどの教室で利用しており、話題となっている。
誕生のきっかけは、国府津在住の建築士・杉山大輔さん(47歳)が元国府津駅前郵便局長の尾崎隆さん(87歳)に建物の再活用を提案したこと。郵便局が地域で担ってきた人と人をつなぐ役割を受け継ぐ形で残したいと相談し、尾崎さんも快諾。4月から改装を続けてきた。  
室内は鏡張りのスタジオがメイン。裏庭にはビアガーデンなどで使えるスペースも。さらに、入り口横には絵本などの小さな図書館を設けた。また、お年寄りから子どもまでの小さな夢を投函できるポストを設置。寄せられた夢は専用サイト(https://bnb.onl/)で公開し、実現させる事業も展開する。杉山さんは「地域の魅力を伝え、人をつなぐ場になれば」と話す。
レンタル料は、午前・午後・夜の3部制で各1500円。詳細はTEL.090・5774・7313杉山さんへ。

▲元郵便局の「国府津駅前 BLEND POST」

▲杉山さん(右)と尾崎さん/6月21日のお披露目会で

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