ニュース 花めぐり 秦野市 2020年08月07日号

秦野市千村の空き地で今年も開花
住民和ます「夏水仙」

2020/08/07

秦野市千村5丁目の住宅街の空き地で、今年も「夏水仙」が開花した。
夏水仙はヒガンバナ科の植物で、少し青みがかった薄ピンク色の花が特徴。一つの花茎に5、6輪の花が咲く。
もともとこの空き地の奥に自生していたのを、近所に住む玉川孝二さん(78歳)が数年前に発見した。だが、生い茂る雑草で見えづらく、通りを歩く人に楽しんでもらいたいと手前に株分けして移植。草刈りをしたり、雨に備えて支柱の棒を立てたりと、日々大切に手入れをしている。毎年開花を楽しみに見に来る人もいるという。
例年8月上旬から見頃を迎えるが、今年は開花が早かった。「今週いっぱいまではまだ見られるのでは」と玉川さん。この空き地では、春には黄色の水仙、秋にはコスモスなどが咲く。

POST20200807_hadano_natsuszuisen▲見頃を迎えた夏水仙(7月28日撮影)

 

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