南足柄市 ニュース 2020年08月07日号

南足柄市と伊豆箱根鉄道が共同で活動
「マスクの下は笑顔」写真でPR

2020/08/07

富士フイルムの「チェキ」を活用

新型コロナウイルスの影響でマスクの着用が求められる中、南足柄市と伊豆箱根鉄道㈱は7月29日より、笑顔の顔写真を首から提げて業務に当たる取り組みを開始した。
これは、富士フイルムイメージングシステムズ㈱が推進している「マスクの下は笑顔です。」という活動に賛同して始めたもの。マスクで隠れてしまう笑顔を、富士フイルムのインスタントカメラ「instax(インスタックス)チェキ」で撮影し、そのプリントを顔写真として身につけることで、安心感や親しみやすさを伝える目的。
南足柄市は富士フイルム創業の地。チェキのフィルムは市内の工場で生産している。そこで、市役所の全職員と道の駅「足柄・金太郎のふるさと」の従業員、市内を走る伊豆箱根鉄道大雄山線の駅員と乗務員の総勢565人がこの活動に参加し、市民や利用客とのコミュニケーションに役立てている。
大雄山線の車掌・田中大翔さんは、「明るく話すことはできても、写真だと表情を伝えられるので助かります」と満面の笑顔の写真を手に感想を述べた。運転士の桑島和希さんは「僕の仕事はあまり笑顔を見せないものだけど、写真を見てもらうことで親しみやすさを伝えられるのでは」と話した。また、顔写真を着けることでより一層安全運転を意識するようになったともいう。
今回の活動は、市と伊豆箱根鉄道による共同企画として実施。笑顔の写真で地域住民との豊かな交流を目指す。

POST20200807_mask_egao▲「チェキ」で撮影した笑顔の写真を手にする大雄山線の車掌・田中さん(右)と運転士・桑島さん

-南足柄市, ニュース, 2020年08月07日号