2020年09月04日号 ニュース 小田原市

巨大ちょうちんが帰ってきた!
小田原駅のシンボル復活

2020/09/04

昨年10月の台風19号で破損した小田原駅のシンボル、巨大な「小田原ちょうちん」が8月29日、修復作業を終えて戻ってきた。当日は小田原駅鉄道5社の駅長や守屋輝彦市長らによる式典が催された。
2003年、小田原駅東西自由通路の開通にあわせ、市民の寄付によって設置された大ちょうちん。高さは約4・5m、直径約2・5m。台風の強風雨により、骨組みがあらわになるほどの大きな被害をうけ、しばらく撤去されていた。
修復したのは、市内に唯一残るちょうちん店「山﨑提灯店」の5代目山﨑高史さん(50歳)。大ちょうちんは父・勇さん(故人)が制作したもので、約2ヵ月かけて作業した。
雨風に強くするため、火袋(胴体部分)の縦糸を追加。また、表面をフッ素樹脂でコーティングし、防水・撥水加工を施すなどした。さらに、台風直撃時には事前に手動で巻きあげて畳める機能もつけた。和紙は特注品で、厚手のものを二重貼りしている。山﨑さんは母・和子さんとともに式典に出席し、「父が苦労してつくった大ちょうちん。無事に飾られたのを見て、やっとほっとした」と語った。
修復中、鉄道5社では乗客らと一緒に大ちょうちんをモチーフにした折り鶴アートを制作。復活は、その展示のフィナーレに重なり、バトンタッチとなった。より強く、美しくなって戻ってきた大ちょうちんが小田原に明るい話題を振りまいた。

POST20200904_odawarachochin_a▲鉄道5社の駅長と守屋市長(右から3人目)、山﨑さん(同4人目)、和子さん(同5人目)。中央の作品は、駅員と乗客で作った折り鶴アートの大ちょうちん

POST20200904_odawarachochin_b▲復活した巨大ちょうちん(8月29日撮影)

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