2020年10月02日号 ニュース 小田原市 防災

小田原市と五十嵐製箱㈱が協定
災害時に段ボールベッド供給

2020/10/02

小田原市高田で工場を操業する五十嵐製箱㈱(本社/東京都墨田区)は9月23日、小田原市と災害時における応急物資の調達に関する協定を締結した。
これは、災害が発生した際に、同社が製造する「段ボールベッド」
と「段ボールパーテーション(間仕切り)」を避難所に迅速に供給するための協定。避難所の環境を整備し、新型コロナウイルスの感染拡大防止も図る。同社によると、自治体との同様の協定は墨田区に続いて2例目。
ベッドのサイズは幅約85㎝、長さ約1m95㎝、高さ約34㎝。内部に補強材を入れた段ボール箱を6個並べ、その上に板状の段ボールを置いて組み立てる。均等荷重はおよそ1.8t。パーテーションは、高さ約1.45m。1人用や4人用など家族の人数にあわせて組み立てることができる。両物資ともに、避難が中長期に及ぶ広域避難所での使用を想定しており、パーテーションは台風等による風水害避難所でも使用される可能性がある。市の要請に基づき、同社が物資を用意し、費用は市が負担する。
締結式では、同社の五十嵐義和代表取締役と守屋輝彦市長が出席して協定書に署名。守屋市長は「災害発生後、
すみやかに物資を提供いただけることは市民の命を守る上で大きな一歩」と述べた。五十嵐代表取締役は、「密にならない環境を研究しながら設計した。今後も市に協力したい」と話した。

POST20201002_odawara_a▲左から、守屋市長と五十嵐代表取締役

POST20201002_odawara_b▲段ボールパーテーションと段ボールベッドを1人用空間で組んだパターン

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