小田原市 文化 ニュース 2021年02月05日号

演歌歌手・門松みゆきさんが故郷小田原で新曲ヒット祈願

2021/02/05

小田原市出身の演歌歌手・門松みゆきさん(27歳)の第3弾シングル「花の命」が、1月27日に日本コロムビアより発売された。女性の深い愛を歌ったドラマチックな楽曲で、ボーナストラックには小田原の盆踊りの定番ソング「小田原小唄」を収録。1月19日、小田原の報徳二宮神社でヒット祈願を行った。また、あわせて守屋輝彦市長を表敬訪問した。
門松さんは高校2年から歌の勉強を始め、卒業後上京。8年間の修行を経て、2019年にデビューした。演歌に目覚めたのは、2歳の時に北島三郎さんの公演を見たことがきっかけ。どこに行ってもすぐ迷子になるようなおてんばな子どもだったが、この時は熱中して魅入った。その後、毎年家族で公演を見に行くように。見終わった後の観客の笑顔に、自分も元気や幸せを与えられる仕事がしたいと歌手を目指した。
地元に貢献したい思いが強い門松さん。デビューまでの8年間は、小田原になかなか帰ることができず「近くて遠いふるさと」だった。「離れてみて、初めて地元の大切さが分かった」と振り返る。昨年からは「勝手に小田原観光大使」として、雑誌や動画サイトYouTubeで小田原を紹介する活動をしている。
「小田原小唄」は、小田原の様々な風物詩が詰まった曲。「今回改めて歌詞を読んで、小田原の魅力を一番に伝えられる歌だと思った」と話す。オリジナルの曲調は崩したくないと、キーはあえて原曲通りで歌っている。
「地元の方に応援していただけたら嬉しい。ぜひ、門松みゆきバージョンの『小田原小唄』も愛してもらえたら」と門松さん。シングル「花の命」は、新星堂小田原ダイナシティ店などで販売中。

POST20171124_kadomatsu_2▲報徳二宮神社(小田原市城内)でヒット祈願をした門松さん

POST20171124_kadomatsu▲守屋市長(右)と門松さん。市長からは「一緒に小田原を盛り上げていければ」と温かい応援の言葉をもらった

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