小田原市 ニュース 街の話題 2021年03月19日号

20年前のタイムカプセル
小田原市立鴨宮中学校で発掘作業

2021/06/14

小田原市立鴨宮中学校で3月6日、20年前に埋められた「タイムカプセル」を掘り起こす作業が行われた。
このカプセルは、生徒会活動の記録を未来に残そうと2001年の3月3日に埋められたもの。同校ではその15年前にもタイムカプセルを埋めており、2001年に開封。そこで当時の生徒会が「自分たちも」と計画。生徒のメッセージや文化活動発表会の記録、写真、ビデオテープ、ポスターなどを集めてカプセルに。保護者の協力のもと、正面玄関近くの敷地に埋め、その上に当時の文化活動のテーマ「無限大の未来」と20年後の開封の日付を記したプレートを設置した。
当日は新型コロナウイルスの影響で人数を限っての作業となったが、当時の生徒会メンバーや校長だった向山源司さん、20年間カプセルを見守り続けた保護者、教職員らが参加。土の中からカプセルが現れた時は拍手と歓声が沸いた。
「今日はとても懐かしかった。無事に作業ができて良かったです」と元生徒会長の瀬戸悠太さん。中身の開封は、緊急事態宣言解除後に改めて行う予定。また、このカプセルのホームページを作成し、開封の様子などを紹介する。

POST20210319_time_a▲掘り起こされたタイムカプセルと、そのプレートを前に写真におさまる参加者

POST20210319_time_b▲カプセルの蓋を開け、中身が無事入っていることを確認する生徒会メンバー

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