文化 ニュース 箱根町 2021年04月30日号

箱根湯本芸能組合がクラウドファンディング
「箱根をどり」開催の支援を募集

2021/04/30

箱根町の芸者でつくる「箱根湯本芸能組合」は、唄や踊りを披露する年に一度の「箱根をどり」の開催に向けて、クラウドファンディングで資金を募るプロジェクトを4月20日よりスタートさせた。

箱根湯本芸能組合には現在、120人の芸者が所属。コロナ禍の影響で宴席の仕事が途切れ、売り上げが激減。日頃の稽古の成果を披露する年一回のおさらい会「箱根をどり」も昨年は中止に。芸者衆の活躍の場がほとんどない状況が続いている。
そのような中でも日々稽古に励む芸者衆や毎年楽しみにしてくれている人のため、今年はぜひ箱根をどりを再開したいと、ウェブ上で資金を募るクラウドファンディング(CF)を活用し、開催費用を集めることにした。目標金額は500万円。
開催に際しては密を避けるため、例年1日3公演のところを、今年は6月12日(土)・13日(日)の2日間にわけて、各日2公演で箱根湯本見番にて開催。また、ウェブ生配信も予定。
支援の返礼品は、オリジナルポストカードや唄と踊りの観覧招待券、芸者と一緒に人力車で湯本巡り、芸者バンドの演奏、芸者100人による宿泊券付き新年会など金額ごとに15種類。詳細は同組合ホームページ(https://geisha.co.jp)より。問合せはTEL.0460-85-5338箱根湯本見番(10時~17時)へ。

POST20210430hakoneodori▲過去の「箱根をどり」の舞台

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