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"映える"写真の撮り方も紹介
「はじめての総構」パンフを作成

2021/06/14

北条氏の遺構・小田原城の「総構(そうがまえ)」を初心者向けに紹介するパンフレット「はじめての総構」が作成された。
総構は、北条氏が豊臣秀吉との合戦に備えて小田原城とその城下を囲って築いた総距離9kmに及ぶ、大規模な堀と土塁の要塞の跡。歴史好きには人気だが一般の認知度はまだ低いとのこと。そこで、昨年9月に官民共同連携で設立された「おだわら魅力向上委員会」が、“おしゃれに”“楽しく”総構を紹介するパンフレットを作成した。
多くの人に興味をもってもらえる工夫として、地図や所要時間などの基本的な情報にくわえ、各スポットのおすすめの写真の撮り方を案内。深さ約12mの堀が圧巻の「小峯御鐘ノ台大堀切東堀」については、斜めに生えた木の効果でトリックアートのような写真が撮れると紹介。撮影の解説動画も作成した。
配布場所は市内各観光案内所。また、市ホームページ(https://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/spot/p31082.html)で閲覧可。迷わず歩けるよう、Googleマップによるルート案内のQRコードも掲載しているので、散策の参考にしては。

▲パンフレット(一部)

▲小峯御鐘ノ台大堀切東堀

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