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小田原市立鴨宮中学校のタイムカプセル
懐かしい思い出とついに対面

2021/06/14

2001年3月3日に小田原市立鴨宮中学校の生徒が埋めたタイムカプセルの開封作業が、4月24日に下府中集会施設で行われた。
このカプセルは当時の生徒会が学校活動の記録を未来に残そうと、20年後の開封を約束して校内の敷地に埋めたもの。今年の3月6日、元生徒会長の瀬戸悠太さんや保護者、教員が参加して発掘作業が行われた。
開封作業では、再び瀬戸さんらが集まって厳重に包装された袋の中身を確認。中からは、当時の生徒が20年後の自分に宛てて書いたハガキや文化活動発表会のポスター、写真、テープなどがすべて色あせもシミも無く、きれいな状態で現れた。
ハガキには、それぞれ思い思いの言葉で未来に向けたメッセージが書かれていた。全部で251枚あり、各宛先へと順次郵送された。
また、瀬戸さんたちはこのタイムカプセルのホームページを作成。発掘の様子や教員・保護者らの声を載せ、コロナ禍のため作業に集まることができなかった生徒たちにも見てもらうつもりだ。
HPはhttps://sites.google.com/view/kamo-timecapsule(順次情報をアップ予定)

▲「懐かしいね」と目を細めながら開封作業を進めた元生徒や保護者ら

▲20年前の文化活動発表会のポスター

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