小田原市 ニュース 花めぐり 2021年06月25日号

小田原フラワーガーデンの熱帯植物「皇帝アナナス」
10年に1度の開花中

2021/07/02

小田原フラワーガーデン(同市久野)では、園内のトロピカルドーム温室で、ブラジル原産の熱帯植物「皇帝アナナス」が初めての開花中。開花するまでに約10年かかるとされており、花を見られるのは貴重な機会。
皇帝アナナスは、パイナップル科で最大級を誇る品種。開花に合わせて花をつける花序が伸び、数百個の細く黄色い花を咲かす。咲き終わると枯れてしまうが子株が生育し、10年後に開花するという。
同園では2、3ヵ月前から伸び始め、5月下旬に初の開花を確認。この時点の丈は1メートルほどだったが、6月18日時点で2メートル近くまでに伸び、次々と花をつけている。開花は1ヵ月ほど続き、丈は5メートルにもなるという。同園では初の開花のため、未知の部分が多く予想しづらいが、もうしばらくは咲くのではと思われる。
また、ドーム内では、赤と黄色のカラフルな「ヘリコニア・ロストラータ」も開花中。
ドーム入館料は大人200円、小中学生100円。混雑時は入場制限あり。月曜休園。

【問】TEL.0465-34-2814小田原フラワーガーデン

▲開花中の皇帝アナナス

▲花の部分

▲色鮮やかな「ヘリコニア・ロストラータ」

※写真は6月18日撮影

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