小田原市 ニュース 産業 2021年07月09日号

≪小田原市≫
ミナカに「おだわらイノベーションラボ」開設
公民連携の拠点がオープン

2021/07/09

小田原市は7月1日、小田原駅前の複合商業施設「ミナカ小田原」内(小田原新城下町2階)に、新たな公民連携の拠点として「おだわらイノベーションラボ」を開設した。
行政と企業等が連携し、企業同士のビジネスマッチングを促進するなど、新たなまちづくりにつなげるための拠点。若者や女性の活躍、デジタル化といった市が目指す将来像のため、公民連携で小田原発のイノベーション(革新)創出を狙う。
ラボには市の職員が常駐し、相談窓口を設置。コワーキングやイベントのスペースを備え、テレワークや会議などに利用できる。利用対象は「おだわらSDGsパートナー」の登録企業・団体や、「小田原市デジタルイノベーション協議会」会員など。これらのメンバー以外の企業・団体も事前に市に利用登録することで活用できる。
同日には、セレモニーが行われ関係者が出席。守屋輝彦市長は「ここで起こることの全てが成果。多くの方にここでエネルギーをぶつけていただきたい」
と熱い思いを語った。当日の様子はオンラインで生配信もされた。
セレモニーの後には、第4期おだわらSDGsパートナーの登録式が行われた。今回は50の企業・団体が登録され、これまでの登録数は計192に。会場とオンラインでつながり、画面越しに交流した。
続いてデジタル化に関する協定の締結式も。東京大学大学院情報学環と包括連携協定を結び、ICTやデータ利活用などで相互に協力。
また、ドコモショップを運営する㈱アベストミヤケとケーブルテレビの㈱ジェイコム湘南・神奈川 西湘局とも協定を締結。両社は高齢者などのデジタル活用への不安解消に向けて支援事業を推進する。
ラボの問合せはTEL.0465-33-1738市未来創造・若者課へ。

▲おだわらイノベーションラボのテープカットを行う守屋市長(左から2人目)ら

▲東京大学大学院情報学環の越塚登教授。市のデジタル政策最高顧問を務める

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