小田原市 暮らし ニュース 産業 箱根町 2021年10月15日号
デジタルチケットで箱根観光がもっと便利に
「観光型MaaS」が本格スタート
2021/10/15
小田急箱根グループでは、箱根エリアにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、「観光型MaaS」を本格的に開始した。
MaaS(マース)とは、モビリティ・アズ・ア・サービスの略。これまで個別にアクセスする必要があった様々な交通サービスを、一つのアプリで一括して検索・予約・決済まで対応する仕組み。
同社は10月1日より、観光情報サイト「箱根ナビ」を大幅リニューアル。「デジタル箱根フリーパス」を含めた10種のデジタルチケット全てがブラウザ上で購入可能となった。いつでもどこでも非接触で決済できるので、コロナ禍でも安心だ。
チケットは、行き先や来遊スタイルに応じた多彩な内容。目的地で選べる「大涌谷きっぷ」「芦ノ湖きっぷ」、登山電車一日乗り放題の「のんびりきっぷ」、車で来る観光客向けの「箱根のりものパスLite」が新登場。
また、11月には箱根湯本駅~芦ノ湖間の座席定員制バス「芦ノ湖ライナー」座席券を発売。12月には、箱根の22施設が有効期間中に何度でも利用できるサブスクリプションチケットを期間限定で発売予定。全13種のデジタルチケットが揃う。
将来的には宿泊施設や観光スポットとも連携し、機能の一元化を推進していく。
箱根ナビ「デジタルチケット」
https://www.hakonenavi.jp/hakone-maas/