小田原出身・佐藤心結さんプロゴルファーに！

小田原市出身の佐藤心結（みゆ）さん（茨城・明秀学園日立高校３年）が、日本女子プロゴルフ協会の最終プロテストに合格した。狭き門であるプロテストで一発合格を決め、今後の活躍が期待される。

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最終テストは11月5日まで京都府で行われ、20位タイまでの21人が合格。佐藤さんは1アンダー4位で突破した。

11月15日には、祖父の義雄さんと母の美樹さん、小田原市ゴルフ協会の大野眞一会長とともに小田原市役所の守屋輝彦市長を訪問。「辛い時もあったが、家族やコーチなど多くの方の支えでプロになることができました」と合格を報告。市長は「厳しい戦いが続くと思うが、市民も応援しています」と激励した。

プロテスト直前の10月に行われた国内ツアー「スタンレーレディス」で、優勝を争うプレーオフに進出。惜敗するも渋野日向子プロら並み居るプロを相手に堂々と戦った。「夢のような貴重な経験をさせてもらい、自信をもってプロテストに臨めた。プレッシャーもあったが良い方向にもっていけた」と話した。

桜井小・城北中出身。義雄さんの誘いで７歳の時にゴルフを始めた。中学卒業後は「ゴルフに専念し、自立したい」と自ら寮生活を希望し、茨城の高校へ。

平常心を保つ生活を心がけており、平均250ヤードの飛距離を誇る。「夢は賞金女王。海外メジャーで優勝したい」と力強く語っている。

▲プロ入りを決めた佐藤心結さん

-小田原市, ニュース, スポーツ, 街の話題, 2021年12月03日号