小田原市 美術展・資料展・展示会 文化 イベント情報 ニュース 2021年12月17日号

小田原三の丸ホールで1月に展覧会
浅田政志さん、三沢厚彦さんを撮影

2021/12/17

来年1月12日(水)より小田原三の丸ホールで開催される展覧会「コネクションズーさまざまな交差展」に向けて、写真家の浅田政志さんが12月1日、展覧会の中心作家である彫刻家・三沢厚彦さんたちを被写体に小田原市内で撮影を行った。作品は同展で展示される。

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自身の家族を被写体にしたユニークな写真で知られる浅田さん。昨年には著書を原案とした映画「浅田家!」が公開され話題に。
展覧会に向け、小田原城や商店街、片浦小学校など市内10ヵ所で撮影。最終日の12月1日は、三沢さんがアトリエとしている、彫刻材を扱う山口製材㈱(同市中町)でカメラを構えた。

三沢さんは茅ヶ崎市在住で、動物の木彫作品を制作している。当日は制作途中の新作とともに、山口製材の社長家族や従業員と一緒に参加。それぞれ角材やノミを手にしたり、日頃の仕事ぶりが伝わるようなシチュエーションで撮影が進んだ。

展覧会には三沢さんを中心に、浅田さんと映像作家の志村信裕さん、インスタレーションの八木良太さんが参加。表現方法の異なる4人が交差し、関係し合うことから生まれる新しい表現を発信する。

「この人選は珍しい。きっと面白いものが出来ると思う」と三沢さん。浅田さんは「小田原の人と一緒に作りあげた作品。こういう視点があるのだなと発見があるはず」と語り、ぜひ見てほしいと笑顔で呼びかけた。


▲撮影を前に、展覧会のコンセプトを説明する浅田さん


▲人気彫刻家の三沢さん

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