ニュース 産業 松田町 2021年12月24日号

松田町の中沢酒造にて
新酒の完成告げる「酒林(さかばやし)」

2021/12/24

松田町の酒蔵「中沢酒造」の本社軒先に、新酒の季節到来を告げる杉玉「酒林」が12月22日に吊るされた。

球体の竹籠に杉の葉を挿し込んだもので、直径約80㎝。かながわ森林インストラクター「森のなかま2021」のメンバー5人がボランティアで制作した。

「吊るして垂れないよう骨組みの竹を二重に補強し、昨年より10㎝程大きい杉玉をさらに丸く完成させた」と会長の宮下啓一さん。
今年は試作品として、高さ80㎝の一升瓶の杉オブジェも制作した。

同社では12月23日より新酒の販売を開始。鍵和田茂社長は「今年はコロナ禍で厳しかったが、来年に期待している」と力強く語った。


▲出来立ての杉玉を前に鍵和田社長(右から3人目)と11代目の亮さん(同4人目)、「森のなかま」のメンバー


▲丸くカット中の杉玉

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