小田原市 2022年01月01日号 美術展・資料展・展示会 イベント情報 歴史 ニュース

北条氏康の特別展
小田原城天守閣で2月28日(月)まで

2022/01/01

小田原城天守閣4階企画展示室で2月28日(月)まで、小田原北条氏の3代当主・氏康についての特別展「没後450年『北条氏康伝』」が開催中。

氏康は文武両道に優れ、「天下無双之覇主」と称された人物。関八州を治めた名将であり、内政面でも功績を残したと伝えられている。
今展は元亀2(1571)年に亡くなった氏康の没後450年を節目としたもの。約60点の資料を通じて、氏康の事績や後世における評価を紹介している。

氏康は領民の負担を軽減する施策として、複雑な税体系を整理一本化する税制改革を実行した。
また、輸送や通信の手段となる伝馬制度を整備拡充し、新たに専用の「馬の印判」を使用して、手形を発行したという。

展示では、その馬の印判を含め、北条氏の「虎の印判」が押された文書など、氏康の功績が分かる様々な資料が並べられている。また、「集外三十六歌仙」に選ばれるなど、文化人としての氏康の横顔を伝えるものもある。

開館時間は9時~17時。入場料は一般510円、小中学生200円。

1月12日(水)・22日(土)、2月2日(水)・16日(水)・26日(土)には学芸員による展示解説も行われる。申込み不要で先着15人。15時~(30分程)。

【問】TEL.0465-22-3818 小田原城天守閣

▲北条氏康像(提供:小田原城天守閣)

▲展示風景

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