小田原市 2022年02月04日号 ニュース 産業

信金中央金庫が小田原市に1000万円
「新しい働き方」環境整備に寄付

2022/02/04

信金中央金庫(東京都中央区)が企業版ふるさと納税を活用し、小田原市の「新しい働き方環境整備推進事業」へ1000万円を寄付した。

1月27日、同金庫の関東営業第1部の浅沼宏行部長と、推薦したさがみ信用金庫の遠藤康弘理事長らが市役所の守屋輝彦市長を訪れ、目録を贈呈した。

信金中央金庫は全国に254ある信金の中央機関。創立70周年を記念し、地方自治体の事業を寄付で支援する「SCBふるさと応援団」を創設。SDGsを踏まえ、地域の課題解決や持続可能な社会の実現を地元の信用金庫とともに応援するため、全国から対象事業を募集。実施期間は2020年度から3年間。今年度は小田原市を含め93事業が選ばれた。

小田原市では、ウィズ・アフターコロナ時代の新しい暮らし方・働き方を推進することで市への人の流れを作り、地域活性化を図るとしている。昨年8月には公民連携で「新しい働き方に関する協議会」が発足。起業家支援など時代に合った新たな労働環境の創出を進める。寄付金はその整備のために使われる。

守屋市長は「地域の方と一緒にしっかり事業を進めていく」と寄付に感謝。浅沼部長は「全国のネットワークを活かし、サポートしていきたい」と話した。遠藤理事長は「地域の金融機関として信金同士の絆を活かし、地域活性化を図っていく」と意気込みを語った。


▲左から浅沼部長、守屋市長、遠藤理事長

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